登山から学ぶ!40代・50代から始める「計画的」資産形成術
先日、私は日本百名山の一つ、大朝日岳へ日帰り登山に行ってきました。標高1870mの大朝日岳は、登山口から山頂まで片道6~8時間かかるコースが3つもあり、どのコースも決して容易ではありません。長時間の移動となるため、十分な水や食料の準備はもちろん、7月初旬まで残る雪渓に対応するための装備も必須です。今回の登山では、計画段階からいくつかの教訓を得ました。当初予定していた登山口は道路崩落で通行止めになっており、急遽、別の登山口からスタートすることに。スマホの電波も届かない場所でしたが、かろうじて起動できた地図アプリのおかげで、無事にルートを確認できました。しかし、最初から予期せぬ出来事に見舞われ、「計画通りにいかないこともある」という現実を突きつけられました。
私は普段からランニングや筋トレを欠かさず、年齢の割には体を鍛えている方だと自負しています。しかし、それでも7~8キロの荷物を持って往復20キロ、標高540メートルから1870メートルまで1300メートル以上を登る道のりは、想像以上の体力を必要としました。
どんな大きな目的や目標を達成するにも、共通して3つの準備が不可欠だと感じています。これは、登山も資産形成も同じです。
1. 「日頃からの準備」で土台を築く

登山において、日頃からの体力トレーニングは必須です。これは、資産形成における「日々の収支管理」や「少額からの貯蓄」に他なりません。いきなり大きな目標を達成しようとするのではなく、まずは家計の状況を把握し、無駄な支出を減らすことから始めましょう。無理のない範囲で毎月コツコツと貯蓄する習慣を身につけることが、将来の大きな資産を築くための第一歩となります。まさに、毎日の筋トレが登山を可能にする体力を養うように、日々の積み重ねがあなたの資産形成の土台を強くします。
2. 「適切な装備」でリスクに備える

「山登りの半分は装備」と言われるように、適切な装備は安全な登山には不可欠です。これは、資産形成における「リスク管理」や「適切な金融商品の選択」に通じます。
例えば、登山では天候の急変に備えて雨具を用意したり、足元の状況に合わせてアイゼンを用意したりします。資産形成においても、将来の不測の事態に備えて保険を検討したり、目標に合わせた分散投資を行ったりすることが重要です。
- 万一の病気やケガへの備え: 登山中に怪我をしてしまえば、せっかくの計画も台無しです。資産形成においても、病気やケガで働けなくなるリスク、医療費がかかるリスクは無視できません。医療保険やがん保険など、適切な保険で備えることで、いざという時にも安心して治療に専念でき、積み上げてきた資産を守ることができます。
- ライフステージの変化への対応: 結婚、出産、住宅購入、子どもの教育費、老後の生活など、人生には様々な転機が訪れます。それぞれのライフステージに合わせて必要な資金は変化し、その都度、適切な「装備」を見直す必要があります。
- 住宅購入を検討しているなら、住宅ローンの種類や金利、団体信用生命保険の有無なども重要な要素です。
- お子様の教育費であれば、学資保険や教育資金贈与など、選択肢は多岐にわたります。
- 資産を守り、育てる: 登山でトレッキングポールが体を支え、安全な歩行を助けてくれるように、資産形成では適切な金融商品があなたの資産を守り、増やしていく手助けをしてくれます。預貯金だけでなく、NISAやiDeCoといった税制優遇制度を活用した投資信託など、ご自身の状況やリスク許容度に合わせて様々な選択肢があります。
3. 「最新の情報」で道筋を見極める
今回の登山では、登山口までの道路状況の確認不足や、単一ルートしか想定していなかったことでヒヤリとしました。資産形成においても、「最新の情報収集」は非常に重要です。
今は、インターネットや書籍、セミナーなど、情報収集の手段は多岐にわたります。しかし、膨大な情報の中から自分にとって本当に必要な情報、そして信頼できる情報を見極める力が求められます。特に、経済情勢や金融商品のトレンドは常に変化しています。
登山SNSで直近の登山ログを確認するように、資産形成においても信頼できる専門家からの「生の、最新の情報」を得ることが、適切な判断を下す上で不可欠です。例えば、金融商品のメリット・デメリット、税制改正の影響、経済の動向など、専門家でなければ分からない情報は多々あります。誤った情報や古い情報に基づいて行動してしまうと、大切な資産を失うリスクもあります。
山形天童の皆様へ:あなたの資産形成の「ガイド」になります

私たちは、天童市で約30年、1500世帯以上のお客様の保険・資産形成に関するご相談を行ってまいりました。
登山に経験豊富なガイドが同行すれば、より安全に、より確実に目的地に到達できるでしょう。資産形成も同じです。40代から70代の皆様が、安心して将来を迎えられるよう、私たちはあなたの「資産形成のガイド」として、これまでの経験と知識を活かし、最適なプランを一緒に考えさせていただきます。
日々の準備から、最適な装備選び、そして最新の情報の提供まで、お客様一人ひとりの状況に合わせたきめ細やかなサポートをお約束します。
「具体的に何から始めたらいいか分からない」
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「老後資金について相談したい」
どんな些細なことでも構いません。まずは一度、私たちにご相談ください。
経験豊富なプロが、あなたの疑問や不安を丁寧に解消し、あなたにぴったりの資産形成の道筋を一緒に見つけていきます。
ご連絡、心よりお待ちしております。

FPコンパスファイナンシャルプランナー
1981年2月生(うお座)/神奈川県出身/東京造形大学デザイン科卒
1男1女の父/趣味:ランニング(月200km)登山、料理、筋トレ、社会人サッカー所属
印刷会社でデザイナーとして11年勤務。その後ソニー生命で5年、生命保険を取扱う。
2018年妻の病(がん)をきっかけに山形へ。経済的・精神的不安定な時に、頼れるのは国の社会保障と自分の蓄え、そして人のつながりだと痛感。この経験を活かし、困ったときに頼れる、困らない「しくみ」と「保障」を提供し続けます。
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