こんにちは! 伊藤伸哉です。
以前のブログでは、あなたの老後資金を「見える化」する方法をお伝えしました。漠然とした不安が、具体的な数字になってきたでしょうか?
今回は、いよいよ**「どうやって老後資金を増やしていくか?」**という、もっとも気になるテーマについて、初心者の方でも「これならできる!」と思える方法をお話ししますね。
まずは「軍資金」を作る!意外なところに「無駄」が隠れていませんか?
お金を増やす前に、まずは毎月いくら貯められるか決めましょう。
実は、意外なところに「無駄な固定支出」が隠れています。ここを削れば、すぐにでも「投資の軍資金」が作れますよ!
特に効果が高いのは…
- 住宅ローンの見直し: 「うちには関係ない」と思う方も、金利や返済期間を見直すだけで、驚くほど大きな節約になる場合があります。
- 保険の見直し: 今入っている保険、本当に今のあなたに合っていますか? 無駄な保障がないか見直すだけで、保険料がグッと減ることも。
- 格安SIMの活用: 通信費も大きな固定費です。格安SIMに変えるだけで、毎月数千円の節約になることも珍しくありません。
「お金を増やす」って、結局何をすればいいの?
私がおすすめするのは、**「投資信託を、毎月決まった金額で、長期(7〜10年以上)で買い続けること」**です。
投資信託は、たくさんの会社の株がセットになっているので、これ一つでリスクを分散できます。
「でも、投資って難しそう…」そう思いますよね?
主な方法はいくつかありますが、私が特に「手軽で堅実」だと考えているのが、**「変額保険」**というやり方です。
初心者でも「手軽で堅実」!変額保険がおすすめな理由
「保険って手数料が高いんでしょ?」そう言われることもあります。確かに、保険会社やアドバイザーが入る分、手数料はかかります。
でも、それには大きな理由と大きなメリットがあるんです。
- 途中でやめにくい仕組み: NISAなどは手軽に売買できる分、株価が下がると怖くなって「損切り」してしまう方が多いんです。でも、変額保険は途中で解約すると損をしてしまうことがほとんど。この「解約のハードル」があるおかげで、結果的に「長期で運用を続ける」後押しをしてくれます。これが、投資初心者の方には非常に心強いポイントになります。
- 「価格が下がった時こそチャンス!」を活かす: 投資信託を定額で買い続けると、価格が下がった時に「今まで10個しか買えなかったものが、12個、15個と多く買える」というチャンスになります。量をたくさん保有できれば、もし価格が半分になったとしても、その量でカバーできるんです。
- 「長期」で資産は増える!: 社会情勢で一時的に価格が下がっても、歴史を見ると株価は必ずと言っていいほど元の価格以上に戻っています。一時的に目減りしても、長期で持ち続けることで、価格も戻り、かけた元本より大幅に増えていくことが期待できます。
- 優良な投資先: 保険会社は「機関投資家」として、私たち個人では買えないような、もっと良い投資信託を持っていることもあります。
- 無料の「伴走者」がいる安心感: 保険代理店や募集人は、契約後も無料であなたの運用をフォローしてくれます。この「誰かと一緒に」という安心感が、長期運用を続ける上で何よりも重要なんです。
もちろん、自分で全部調べて、いつでも冷静にいられる「鉄の意思」があるなら、ネット証券でNISAを始めるのも良いでしょう。でも、多くの方がそうではないからこそ、アドバイザーの存在が不可欠なのです。
「不安」が「安心」に変わる!伊藤伸哉の「お金の小学校」
「投資って怖い」「途中で挫折しそう」そんな不安を抱えているあなたへ。
私の「お金の小学校」や個別相談では、そんな不安を解消するため、投資の「基本」を改めてじっくりお伝えしています。
- 年1回のフォローアップ:定期的に運用の状況を確認し、経済が不安定な時には「今、どうしておくべきか」を具体的にアドバイスします。
- 「継続できる」仕組みを提供:一人で悩まず、一緒に伴走することで、あなたの資産形成が着実に進むようサポートします。
私は「人のために火をともせば・我がまへ明らかなるがごとし」という言葉を胸に、皆さんの「幸せで豊かで安心できる未来」を応援したいと思っています。
「具体的にどうしたらいいの?」そう感じたら、ぜひ一度、私にご相談ください。難しいお話も、絵で描くように分かりやすく、あなたに合った最適なプランを一緒に見つけていきましょう。

FPコンパスファイナンシャルプランナー
1981年2月生(うお座)/神奈川県出身/東京造形大学デザイン科卒
1男1女の父/趣味:ランニング(月200km)登山、料理、筋トレ、社会人サッカー所属
印刷会社でデザイナーとして11年勤務。その後ソニー生命で5年、生命保険を取扱う。
2018年妻の病(がん)をきっかけに山形へ。経済的・精神的不安定な時に、頼れるのは国の社会保障と自分の蓄え、そして人のつながりだと痛感。この経験を活かし、困ったときに頼れる、困らない「しくみ」と「保障」を提供し続けます。
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