FPコンパス永森です。
先日お客様よりインデックスファンドとETFについてご質問をいただいたので、お答えしたいと思います。
目次
ETFとインデックスファンドの違い
ETF(株価指数連動型上場投資信託)とは、証券取引所に上場され株式と同様に市場で売買できる投資信託の事で、インデックスファンドと同じように市場(日経平均・TOPIXなど)に連動した値動きをします。
インデックス投信との違いは、ETFは取引時間内ならリアルタイムに随時、売買できる事が大きな特徴です(インデックスファンドは通常1日1回)。
インデックス投信はアクティブ投信よりもコスト(手数料)が安く、比較的安定したリターンを得る事が可能です。
実はETFもインデックスファンド同様に比較的安定したリターンを得る事ができ、さらに場合によってはインデックス投信よりもコスト(手数料)が安くなるという特徴があります。
日本のETFはこれから
欧米など世界的に見れば日本で上場されているETFの数はまだまだ少ないのですが、東京証券取引所の斉藤惇社長が発表したことから、日本でもETFの売買が活発になりました(2018年8月時点、東京証券取引所のETF上場数は国内ETF186+外国ETF37=223となっています)。
また2010年から日銀が大量のETFを買い入れ、その買い入れ額は年々増加し、2018年3月末時点ではETF買い入れ総額(日銀のETF保有残高)は24兆円となっています。
コメント