こんにちは! 伊藤伸哉です。
50代を迎え、ふと考える「年金」。 「この先、私の老後って、本当に大丈夫…?」 そんな漠然とした不安を抱えていませんか? 私も2人の子を持つ親として、その気持ち、よく分かります。
今日は、「国の年金制度の今」そして「私たちが今、できること」を、分かりやすくお伝えしますね。
💡「国の年金」はなぜ変わり続ける?
実は、今の年金制度ができたのは約80年前。 その頃と今では、社会も、働き方も、そして私たちのライフスタイルも大きく変わりました。
- 共働き増加:特に、女性が厚生年金を納めるようになったのは大きな変化。
- 支え手は減少、受け取り手は増加:シンプルに、バランスが崩れているんです。
だから、国は制度を見直さざるを得ません。
📢 50代女性へ。「遺族年金」の気になる噂(まだ”案”です!)
今、特に話題になっているのが、**「遺族年金」**の変更案です。
これまでは、もしもの時に配偶者を亡くした場合、お子さんがいなくても原則「一生涯」年金を受け取れました。
しかし現在、「子のいない配偶者への遺族年金は、将来的に5年間で給付が終わるかもしれない」という議論が進んでいます。
【ココが重要!】
- これはまだ**「検討段階」で確定ではありません。**
- もし導入されても、50代のあなた(40歳以上)は対象外になる見込みなど、配慮も検討されています。
大切なのは、「国の保障が小さくなる可能性がある」という兆候を知っておくことです。
🚀「豊かな老後」は、自分で作る!3つのステップ
「国の制度は、最低限の生活を守ってくれるセーフティネット」だと私は考えています。
例えば、妻の手術で高額医療費がかかった時、高額療養費制度に本当に助けられました。国は最低限は守ってくれる。
でも、「豊かな老後」は、残念ながら国の制度だけでは足りません。 だからこそ、私たち自身が今から備える必要があります。
- 💡 生活の「地図」を作る!
- 今の家計を再点検。将来の収入(働く期間と年金)と、必要な生活費を具体的に計算してみましょう。
- 💰 お金に「働いてもらう」!
- 就労収入が安定している今がチャンス! 収入の**20~30%**を資産形成に回すことを考えてみてください。
- 「投資は怖い」? いいえ、大丈夫です。**「決めた期間、運用を続けられる仕組み」**を一緒に見つけましょう。
- 🤝 あなたの「保障」と「働き方」を見直す!
- 今回の遺族年金の議論を踏まえ、もしもの時の死亡保険金は足りていますか? 病気や介護への備えは? 早めの見直しが安心につながります。
- 「何歳まで、どう働くか?」といった今後の働き方も、今から考えておくのが賢明です。
⚠️ 昔の常識は通用しない!
最後に、とても大切なことです。
あなたの親世代の年金対策やお金の話は、今の私たちには参考になりません! 彼らとは時代が全く違うからです。
もし参考にするなら、あなたより**5歳~10歳上の「人生の先輩」**の話を聞くのが、今の時代に合ったヒントになりますよ。
✅ 未来の安心へ、私と一緒に最初の一歩を踏み出しませんか?
年金やお金の悩みは、一人で抱え込むと不安になりますよね。
でも、ご安心ください。私は「人のために火をともせば・我がまへ明らかなるがごとし」という言葉を胸に、皆さんの「幸せで豊かで安心できる未来」を応援したいと思っています。
「自分の場合はどうしたらいいの?」そう感じたら、ぜひ一度、私にご相談ください。難しいお話も、絵で描くように分かりやすく、あなたに合った最適なプランを一緒に見つけていきましょう。
次回は「老後資金と年金の関係」について。お楽しみに!

FPコンパスファイナンシャルプランナー
1981年2月生(うお座)/神奈川県出身/東京造形大学デザイン科卒
1男1女の父/趣味:ランニング(月200km)登山、料理、筋トレ、社会人サッカー所属
印刷会社でデザイナーとして11年勤務。その後ソニー生命で5年、生命保険を取扱う。
2018年妻の病(がん)をきっかけに山形へ。経済的・精神的不安定な時に、頼れるのは国の社会保障と自分の蓄え、そして人のつながりだと痛感。この経験を活かし、困ったときに頼れる、困らない「しくみ」と「保障」を提供し続けます。
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