FPコンパス永森です。
先進医療については何度かブログに記載させていただいております。
現在、山形大学付属病院の重粒子線治療の工事が順調に進んでおります。先日も仙台港から大型部品を夜間輸送が始まったニュースが出ていましたよね。
陽子線治療や重粒子線治療は、皆様ご存知の通り「先進医療」の代名詞とも言われる放射線治療です。技術料が300万円前後の治療ということで、先進医療特約などの保障の準備がない方には高額な治療でした。2016年の先進医療会議で小児がんの治療に保険が適用されていましたが、これまでの治療実績から2018年4月より前立腺がんや一部を除く頭頸部がんの治療が保険適用になっています。
前立腺がんについては、前立腺除去手術によって尿失禁や勃起障害など一部後遺障害が出るケースがあったそうですが、粒子線治療によってそれら後遺障害も抑えられるようです。
先進医療については、毎月厚生労働省より適用の治療と実施施設が公表されています。今後も治療評価によって効果が認められる治療が先進医療会議によって保険適用になっていくことでしょう。新しい治療も追加されていくわけです。セカンドオピニオンや医療情報サービスなど、治療のための新しい情報を仕入れる仕組みを持つことは大事なことですね。
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