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公務員のためのファイナンシャルプランニング 医療保険編#1

医療保険は不要?  「平均」 という言葉と 「実態」

目次

公務員の方には医療保険は不要!という声を耳にしたことはありませんか。

なぜ不要と言われているのか、それは公的医療制度があるから、ということと、平均治療日数や差額ベッド代の平均値を参照にしていることが多い様です。

結論から言うと、

・長期療養に備えたい
・入院するなら個室がいい
・精神的にも支えが欲しい

という人は加入する価値があります。

一方、

・公的医療制度で十分(+貯蓄で賄える)
・絶対に損をしたくない
・どんなに悪い環境でもぐっすり休める(個室には入らない)
・病気をコントロールできる、ならない自信がある

という人は不要です。

必要性云々の前に、保険を考える際には、「公的医療制度」を理解しておくことは非常に重要です。(大事なので別の記事で紹介します)

公的医療制度で最も素晴らしい制度が、「高額療養費制度」。細かい説明は別の記事で紹介するので省きますが、医療費がいくら掛かったとしても、ひと月あたりの自己負担額約9万円程度になるものです。(収入によります)

9万円の負担は少なくはないでしょうし、入院した場合の食事代や個室利用などの差額ベッド代はここには含まれませんが、もう一つ公務員の方には、「一部負担金払戻金」というものがあり、更に上限が抑えられています。

例えば教員の方ですと、「公立学校共済組合」の中に上記払戻金があるので、医療費が高額になった際は、高額療養費でまず限度額が差し引かれ、その後更に自己負担、月額25,000円を超える分が共済から補助されるようになっています。

公立学校共済組合HP https://www.kouritu.or.jp/kumiai/index.html

月25,000円なら保険にわざわざ入らなくても貯蓄でまかなえませんか?ですから医療保険は不要ですよ、平均して入院日数も短いですし、差額ベッド代も平均すると●●円で済みますよ、、、、なるほど、一理あります。

平均という言葉に注意

ここで注意して頂きたいのは、「平均」という言葉です。

プロとしては、この言葉の裏側を考えずに根拠として案内してしまうことは非常に危険であると感じます。なぜか。実態に即していない場合があるからです。

手術をしても2泊3日で退院、その後も経過良好、という人もいれば、退院後治療が長引き、4年・5年と続く人もいらっしゃいます。月2.5万円でも1年で30万円。5年も続けば150万円になります。

長期間仕事を休む場合、傷病手当金で1年半までは収入の2/3までは保証されていますが、さらに長期になったり、最悪仕事を辞めるということもあり得ます。

また、入院時の大部屋ですが、注意が必要で、特に女性は個室が取れるようにしておいた方が良いと感じます。大部屋だと、音を出せない、隣から毎晩のようにうめき声、泣き声が聞こえる等・・・他人、しかも病人と一緒に何日も過ごすのは想像以上にストレスが溜まります。個室料金は病院や地域によって様々。例えば山形大学病院ですと、3万を超える部屋もあれば6,000円程度の部屋もあります。部屋数には限りがありますので、当然安価の部屋は空きが無いと考えましょう。

山形大学病院 入院時の費用 https://www1.id.yamagata-u.ac.jp/MIDINFO/t-nyuin/life/room.html

そもそも、病気自体、いつ、どのような状態でなるかは、誰にもわからないのです。治療の相性、その後の経過も人それぞれです。


同じワクチンでも重症化してしまう方もいれば全く問題ない人もいます。

また、病の際、身体的苦痛が和らいでいくと、次は精神的に不安になる人が多いと感じます。職場や家庭で穴をあけてしまうことになる等、周りの人に迷惑をかけてしまいますし、治療費がどれくらい請求されるのか、という経済的不安もあるでしょう。

予測できない、長期化する場合はなおさらです。

前向きになれるきっかけ「給付金」

そんな時に、前向きになれるきっかけになるのが「給付金」です。この効果は経済効果はもちろんですが、精神的支えになる意味も十分にあると考えています。保険は相互扶助で成り立っており、給付金は、見方を変えれば、たくさんの人からの援助でもあります。(ほとんどの人はそんなことを考えず、自分の為に入っていると思いますが)

医療保険は、はっきり言うと、損する人がほとんどです。経済的に絶対必要か、と言われれば、そこまで優先度は高くないでしょう。

ですが、長期化する場合に備える為にはお金の面ではもちろん、精神的な支えという意味でも医療保険に価値を感じる人は少なくありません。

まとめ

・長期療養に備えたい
・入院するなら個室がいい
・精神的にも支えが欲しい

という人は加入する価値があります。

一方、

・公的医療制度で十分(+貯蓄で賄える)
・絶対に損をしたくない
・どんなに悪い環境でもぐっすり休める(個室には入らない)
・病気をコントロールできる、ならない自信がある

という人は不要です。

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